SSDをXPに最適化・設定
SSDをXPに最適化・設定
こちらのページでは、SSDをXPに最適化・設定する方法について、
わかりやすく解説しております(^^)
2011年現在では、Windows 7が主流でWindows XPのパソコンはほぼ発売されなくなっています。しかし、パソコンユーザーの中には、「SSDでXPを使いたい!」「XPでないとだめなんだ!」っていう方もいらっしゃると思います。
私もWindows XPでしか使えないアプリケーションを使用しますので、
Windows XPのパソコンも所有しています。
しか〜しWindows XPは元々SSDの使用を想定していなかったので、
XPの標準設定だと、SSDに悪い影響を及ぼすものもあります(^^;)
それでは「高価なSSDがもったいない!」ということで、
下記にSSDを快適に使うため、寿命を延ばすために必要なXPの設定を記したいと思います(^v^)
一時フォルダ(TEMP)の移動
[マイコンピュータを右クリック]→[プロパティ]→[詳細設定]→[環境変数で、C:\となっているところを編集でD:\に変更]
OSやアプリケーションが利用する一時フォルダですが、データの書き換えを非常に多く行うため、SSDの寿命を縮めてしまいますので、このフォルダをHDD(Dドライブ)に移動します。
仮想メモリ(ページングファイル)の設定変更
[マイコンピュータを右クリック]→[プロパティ]→[詳細設定]→[パフォーマンス]→[設定]→[詳細設定]→[仮想メモリ]→[変更]→[ページングファイルなしにチェック]
仮想メモリはデータの書き換え回数が非常に多いため、書き換え回数に制限のあるSSDでは使用しませんので無効にしましょう!
[マイドキュメント][メールデータ]の保存先の変更
◆ マイドキュメントの保存先の変更方法
[スタート]メニューからユーザー名をクリック→[マイドキュメント]を右クリック→[プロパティ]を選択→ 「マイドキュメントのプロパティ」の[移動]をクリック→HDDの任意のフォルダ(Dドライブ)を選択→保存先が変更されたのを確認したら[OK]をクリック
※これと同じ手順で[ダウンロード]や[マイピクチャ]も変更できます!
◆ メールデータの保存先の変更方法
あらかじめDドライブに任意のフォルダを作成(メールデータとでも名前をつけておきましょう!)→メールソフトを起動→[オプション]をクリック→[メンテナンスタタブ]を選択→[保存フォルダ]をクリック→保存場所の画面が表示されるので、あらかじめ作成しておいた任意のフォルダを選択→保存先が変更されたのを確認したら[OK]をクリック
※メールソフトによって若干名称が異なりますが、やり方はほぼ同じです。
マイドキュメントとメールデータが最も書き換え回数の多いデータですので、
保存場所をHDDのDドライブに移動するだけでも、かなり寿命を延ばすことができます!
自動デフラグを無効にする
[スタートメニュー]→[ファイル名を指定して実行]→[regeditと入力]→[OK]→[レジストリエディタが起動]→ [HKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→Microsoft →Windows→CurrentVersion→OptimalLayoutを右クリックして「新規」]→[DWORD値を選び「EnableAutoLayout」というDWORD値を作成する]→[「EnableAutoLayout」をダブルクリックして「値のデータ」に半角数字で「0」を入力して「OK」ボタンをクリック]
後はレジストリエディタを終了してWindowsを再起動すれば、
自動デフラグ機能は無効になります。
デフラグはデータの書き換えを非常に多く行うため、書き換え回数に制限のあるSSDでは使用しませんので無効にします。
「ディスクの書込みキャッシュを有効にする」のチェックをはずす。
[コントロールパネル]→[システム]→[ハードウェア]→[デバイスマネージャー]→[ディスクドライブ]→[SSDのデバイスを選択]→[ポリシー]→[チェックをはずす]
書き込みキャッシュはSSDの場合、無駄に書き込み回数を増やすだけですので無効にしましょう!
システムの復元の無効化
[マイコンピュータを右クリック]→[プロパティ]→[システムの復元]→[システムの復元を無効にするにチェック]
自動的にシステムの復元ポイントを作成するようになっており、
無駄に書き換え回数を増やしてしまいますので、これを無効にします!
※復元ポイントを無効にしますので、バックアップはきちんととっておきましょう!
たくさん書きましたが、以上がSSDをXPに最適化・設定の解説です。
Windows XPはSSDが登場するよりも前からあるOSですので、SSDの使用を想定していないため、特別な設定をした方がより速くSSDを使用することができるようになります(^v^)
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